
大塚 孝幸
- 1994年 渡米
- 1997年 工房 創業
小さい頃からウエスタンに憧れ、ラングラージャパンに入社。
その頃ホビーとしてレザークラフトを始め、中でもウエスタン色の強いカービングものに魅せられる。
数年後、ウエスタンサドルメーカーになる事を決意し、1994年に弟子入り先を探しに一人渡米。
アイダホ州のサドルメーカー、ドナルド・ブラウン氏のもとで3年間住み込み修業をし、技術の習得に努める。
その間アメリカで数々のセミナーを受講し、コンテストにも出品。
97年度インターナショナル・フェデレーションオブレザーギルドショウのバック部門で優勝。
アメリカのたくさんの職人と交流を深めつつ多くの事を学ぶ。
帰国後1997年、地元群馬県に工房を開きレザークラフト製品のオーダー制作を始める。
アメリカンレザークラフト製品全般(小物からバックなどの大物まで)の受注販売を中心とし、日本で唯一のウエスタンサドルメーカーという一面も持っている。
又地元ではクラフト教室を開いており、全国各地でアメリカンレザークラフト講座の講師として又、講習会講師等の依頼を受けている。
Stem flowはスタンダードブランドですが、Taka Fine LEATHER(タカファインレザー)はお客様のご要望にお答えして、オーダーを承っております。
世の中に一点しかない商品をお作りしております。
又、日本国内では唯一のウエスタンサドルメーカーとして、サドルの受注制作も手掛けています。
レザークラフトとはアメリカで発祥したレザークラフトの技法、またその技法を施した作品全般を総称してアメリカンレザークラフトと呼んでいます。
その技法の中で、最も代表的なのがレザーカービング(革の柄彫り)です。
そしてカービングが凝っている反面、全般的に製品としての仕立てはヨーロッパの物に比べるとシンプルで、またエレガントなヨーロッパ物に対し、アメリカンレザークラフトはカジュアルで力強いイメージがあります。又、装飾性、デザイン性であります。
Taka Fine LEATHER ではその装飾性、デザイン性を最大限に生かし、なおかつ上品な作品作りを心掛けています。
代表なカービングとしては、シェリダンスタイルカービング・バスケットスタンピングをコンビネーションし、淵は手縫い仕上げや、ロープロールエッジ仕上げという技法があります。
花びらや茎の流れる様なこのカービングを一目見れば必ずや誰でも魅了してしまいます。
まさに可愛らしさとカッコ良さを兼ね備える商品と言うより、芸術品です。
そしてちょっと一息目が楽しめるバスケット柄コナーカビング等、心くすぐる出来栄えです。