
高瀬 勇次
- 1990年 アクセルカンパニー 創業
1990年にアクセルカンパニーを「高瀬勇次氏」が設立。
その後数々の優秀な腕利き職人と出会い、声を掛けて協力の元、職人集団の結束から生まれ出た「OPUS(オーパス)」ブランドは1999年より世に知れ渡った。
常にユーザーの立場に立った機能を追及し続けている。
その拘りは、まず、革の選び方(目利)から始まる。
職人が試行錯誤を繰り返し、辿り着いた結果、フルベジタブルタンニンと呼ばれる、化学物質を一切使用していない、なめしの技法で、毛抜き・油抜き・染色等を行い、自然の植物から取れる成分で、なめしている革を使用している事。
さらに、フィニッシュをあえて施さない事で、革本来の自然な風合いを残し、使えば使いこむ程、絶妙な艶のある光沢や、色の変化等、深い味わいを楽しむ事が出来る。さらには、イギリス産のブライドルレザーを使用している。
ブライドルレザーとは、フルグレインカウハイド(成牛の表皮)を、約6週間天然植物エキスを用いてなめし、染色を施し、約3ヶ月から6ヶ月かけて、蜜蝋を染み込ませた革で、元来馬の鞍を造る為に開発された革の事を言う。
光沢感や風合いはもちろん、何より耐久性に優れている。
その他、ホースヘアやパイソン等、デザインに添った革選びに、OPUSのこだわりが感じられる。
その為、シルバー特有の、小傷やくすみ等の風合いも、同時に味わう事が出来る。
それは、レザーとシルバーは、切っても切り離せない抜群の相性だというのを、何処よりも理解している、ブランドだからだろう。
そしてもう一つのこだわりがデザインと機能性。
通常、機能性を追求すれば、デザインが疎かになりがちだが、OPUSはいかに収納力を持たせつつ、さらに秀逸なデザインを・・・という、ある意味融合が難しい要素を、両立させている事だ。
そして何より、最大のウリは、チープシック。その造りや素材からは、考えられないリーズナブルな価格設定。
何処よりもユーザーの立場を考えた、このブランドならではの魅力だ。